7 用語説明
雅楽琵琶
雅楽器の一。琵琶の中では最も大形で、四弦四柱。膝の上で水平に構えて弾く。
管弦合奏に用いられる。
雅楽
雅正の楽の意。
奈良時代(平城遷都の710年から長岡遷都の784年までの、奈良に都がおかれていた時期。
古代国家の最盛期にあたり、唐文化の移入によって諸文化が繁栄した。
文化史上では天平時代ともいう。奈良朝。)に朝鮮や中国などから伝来した音楽、それに伴う舞。
また、それを模倣して日本で作られたもの。右楽と左楽に大別される。
舞を伴わないものを管弦、舞のあるものを舞楽という。
神楽・東遊び・久米舞・催馬楽・朗詠などを含めてもいう。
宮廷音楽として平安時代に栄え、寺社でも演奏された。
盲僧琵琶
琵琶楽の一種。盲僧の演奏するもの。経文読唱のほかに娯楽的な語り物も演唱する。
薩摩盲僧琵琶と筑前盲僧琵琶が二大系統で、それぞれ薩摩琵琶と筑前琵琶の源流である。
荒神琵琶。
盲僧
天台宗の支派に属する特殊な盲目の僧侶。
笹琵琶を携えて村々の各戸を訪れ琵琶の弾き歌いで地神経を読唱して竈祓をすることを業とし、
余技に語り物などを演奏する。
九州に多く、薩摩盲僧と筑前盲僧の二系列に大別される。
島津忠久
島津忠久(1179〜1227)は惟宗広言の子。
母は比企能員の妹・丹後局。一説には源頼朝の落胤と言う。
父・広言は近衛守に仕え、同家領・島津荘下司となり、初めて島津氏を称した。
1192年島津荘の「地頭と薩摩・大隅・日向三国の守護」に任じられた。
安貞元年6月18日鎌倉で没した。源頼朝の墓の東谷に墓がある。
検校
盲官の一。当道所属の盲人の最高の位階。紫衣を着し、両撞木の杖をもつことが許された。
筑前琵琶
明治20年代、博多で橘智定らによって創始された琵琶。また、それを伴奏とした語り物。
筑前の盲僧琵琶をもととし、薩摩琵琶と三味線音楽を参考にしてつくられたもの。
楽器は薩摩琵琶より小さく四弦または五弦で五柱。筑紫琵琶。
三味線
撥弦楽器の一つ。猫皮・犬皮を張った胴に棹をつけ、三弦を張ったもの。撥で奏する。